ヒダラシ株式会社はSDGs達成に向け、新たなチャレンジを続けます。
SDGsに対する基本方針
世界中では、気候変動や貧困など、さまざまな課題に直面しています。
2015年に国連で採択された「SDGs(SustainableDevelopmentGoals)」は、このような社会課題を解決し持続可能な未来を実現する社会全体での取り組みです。
当社は、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念に共感し、経済の発展や社会的課題の解決、環境保全に対して真摯に向き合い事業活動を通してSDGsの目標達成に貢献します。
SDGsへの取り組み
当社は、社会およびステークホルダーのみなさまの関心を踏まえたCSR戦略を実践し続けるため、重点課題の特定を行っています。
現状の社会課題を特定し、SDGsと関連付けた上で、長期的な目標を定め取り組みを推進しています。
環境への配慮
自然環境に配慮した企業運営
製品の生産機械は電力で稼働しています。電力源を再生可能エネルギーに切り換え、また生産設備を省電力なものに切り換えることで、発電時に発生するCO2の削減を目指します。
具体的な取組み
- 照明のLED化による消費電力の削減
- エアー漏れ改善による消費電力の削減
- ウェス使用量を減らし焼却量を削減
- 技術努力によるスクラップの削減
発展と支援
環境保全と途上国への支援
個人でできる身近な活動として、「リサイクルの促進」「発展途上国への医療支援」などに取り組んでいます。
具体的な取組み
- ペットボトルキャップを集め、リサイクル利益でワクチンを寄付
働き方改革
健康経営の推進
社員の健康は、社員とその家族の笑顔あふれる生活のため、また会社の生産性および活気ある職場づくりのために重要な要素であると認識し、心と身体の健康づくりに取り組んでいます。
具体的な取組み
- 健康講座を開催し、社員の健康を維持
- 定期的な健康診断で、社員の健康を維持
組織体制
法令遵守、事業継続体制の整備
企業の社会的責任の重要性を認識し、法令遵守の徹底と、社員の技術向上を図ることで、盤石な事業継続体制の整備に取り組みます。
具体的な取組み
- 社員教育プログラムによる教育制度の構築
- 各種研修の実施による社員のスキル向上
- 資格取得希望者への支援
地域貢献活動
住みよい地域づくり
下呂市で創業し、今日に至るまで事業を展開してきました。
地域の皆さまとともに、これからも成長を続けていけるよう、地域社会への貢献に努めます。
具体的な取組み
- 環境整備活動による綺麗な町づくり
- 学生の工場見学を実施し、次世代の人材育成に寄与
- 消防団協力事業所として消防団活動へ協力
人権雇用
全社員がやりがいを持ち、
働きやすい職場環境の構築を実現
性別、年齢、国籍に関係なく、全社員がやりがいを持ち働きやすい職場環境の構築に取り組みます。
具体的な取組み
- 性別に関係ない能力による評価を実施
カーボンニュートラルの取り組み
「温室効果ガスの排出を実質ゼロにする」
「カーボンニュートラル」とは、気温上昇の主な原因である温室効果ガスの排出を極力抑えつつ、排出せざるを得なかった温室効果ガスについては、
同じ量を吸収・除去することで、実質的にゼロ(正味ゼロ・ネットゼロ)にすることです。
政府は「2050年までに温室効果ガスの排出ゼロ」を宣言しました。
当社でも、目標達成に向けた包括的かつ具体的な戦略として、行動計画を策定しました。
生産工程における電力使用量の低減とエネルギー供給の
ジャスト・イン・タイム化
省エネルギー対策のアプローチ「6つの心得」を中心に、
生産工程と原動力でさまざまな改善・取り組みを行い、
電力使用量の低減、ジャスト・イン・タイムのエネルギー供給に取り組みます。
-
心得
01
ヤメル
必要の無い電気使用をヤメル!
・照明の間引き(必要以上に照明が明るい) -
心得
02
ナオス
故障によって損をしていないか?
見つけて直そう!
・エア漏れの修理 -
心得
03
トメル
動いているだけで働いていないぞ?
見つけたら止めよう!
・休息(設備停止)時の運転停止 -
心得
04
サゲル
本当にこれだけ必要なの?
必要な分だけにしてみよう!
・設定温度、時間帯の適正化(エアコン設定が不適切) -
心得
05
ヒロウ
もったいない。
何とか捨てずに使えないか?
・分別回収 -
心得
06
カエル
もっと安いエネルギーはないか?
替えてみよう。
・省エネランプへの変更
実施している行動計画
1)場全体でエアー漏れ点検を実施
※2022年度実績
合計36カ所のエアー漏れを修理
年間360kgのCO2削減に成功!
(500mlペットボトル約36,000本分の体積に相当)
2)コンプレッサーを省エネ機種に更新
※2022年度実績
電気使用量:26,391kWh/年の削減に成功
(工場全体が消費する年間電気使用量の2.8%相当)
実施予定の行動計画
1)工場の蛍光灯・水銀灯をLEDに変更
2)エアー使用量の削減(加工時のエアー見直し、パルスブローバルブへの切り替え)
3)購入副資材をCO2排出量の少ない製品へ切り替え